今月の東海ダンマサークルの使ったものですが
参考にとなればと思いご紹介します。
仏教の世界観になりますが、釈尊が悟られるまでいかに長い間、
パーラミーを積んできたか説明するために必要な劫という長さがあります。
寿劫(人界の寿命)
仏陀の時代 100年 2500÷100=25
現在 75年になりますが今の時代は教義的には寿命が少なくなっている時代です。
なぜなら仏陀は寿命が減っていく時代に現われるかだそうです。
現代は医療技術や幼児の死亡率が下がって平均寿命が延びているようですが
寿命自体は75歳ぐらいでも不思議ではありません。
釈尊が望めば劫の間生きられるというのも寿劫のことです。
中劫(減劫+増劫)
減劫 人寿阿僧祇歳より100年に1歳づつ減少10歳まで
増劫 人寿10歳より世代ごとに倍僧し人寿阿僧祇歳まで
人寿阿僧祇歳という言葉は寿命が数え切れないぐらい長くなることです。
そしてどんどん減っていき最後には10歳まで落ちます。それからまた増えていくようです。
阿僧祇劫(中劫×64)
紛らわしいのですが人寿阿僧祇と違って別な単位です。
これを4倍すると世界の生、住、滅、空という単位になります。
大劫 世界 阿僧祇劫×4
成劫 住劫 壊劫 空劫(中劫×64)×4=世界
仏教では輪廻に始まりは想定しませんが、菩薩がどれぐらいパーラミーを積んだかを
ティーパンカロー仏陀から世界で数えると4大阿僧祇劫と10万
大阿僧祇劫は大が付いていて阿僧祇劫とは違います。世界を阿僧祇倍した単位です。
菩薩はいかに長い間パーラミーを積んだかを思い浮かべ、その長い間に釈尊を含め25仏しかあらわれず
多くの世界が空世界という仏陀が現われない世界です。
一つの世界に仏陀が一人、二人、三人、四人、五人現われたり、または現われなかったりします。
(同時ではありません)
現在の世界は五人現われる世界で現在の仏教が無くなった後、減劫のときに弥勒佛が現われる予定です。
ティーパンカロー佛の世界も仏陀が四人現われた世界です。
コンダンニャ-(大阿僧祇劫)-
マンガラ、スマナ、レーワタ、ソービタ-(大阿僧祇劫)-
アノーマダッスィー、バドゥマ、ナーラダ-(大阿僧祇劫)-
パドゥムゥタラ(10万世界前)-(69999空世界)-
スメーダ、スジャータ(3万世界前)-(1199空世界)-
ピヤダッスィー、アッタダッスィー、ダンマダッスィー(1800世界前)-(1705空世界)
スィダッタ(94世界前)-(1空世界)-
ティッサ、プッサ(92世界前)-ヴィパッスィー(91世界前)-(60空世界)-
スィキー、ヴェッサブ(31世界前)-(30空世界)-
カクサンダ、コーナーガマナ、カッサパ、ゴータマ
いかに仏教に出会うのが難しいか理解し、その貴重な機会を逃さずに功徳を積めればと思います。
幸せでありますように。